土壌の物理・化学性の簡易診断と有機物や生物機能の評価に基づく持続的土壌管理技術の開発

土壌の物理・化学性の簡易診断と有機物や生物機能の評価に基づく持続的土壌管理技術の開発

課題番号2017030008
研究機関名農業・食品産業技術総合研究機構
研究期間2016-2020
年度2017
研究問題農業生産の効率化と環境保全等の効果が両立する農業技術の開発及び導入便益の見える化
大課題(18)持続的農業に貢献する作物保護・土壌管理及び地域資源利用技術の開発
中課題土壌の物理・化学性の簡易診断と有機物や生物機能の評価に基づく持続的土壌管理技術の開発
大項目(1) 農業・農村の所得増大等に向けて、生産現場が直面する課題を速やかに解決するための研究開発
中項目(1) 農業・農村の所得増大等に向けて、生産現場が直面する課題を速やかに解決するための研究開発
摘要持続的土壌管理に関する技術開発では、土壌酸性の簡易測定法に対しては、バレイショそうか病対策のための、簡易・迅速・安価で、必要な精度を備えた測定手順を確立し、測定法マニュアルを作成した。また、転換畑で生産阻害要因となる土壌通気性不良を診断するため、半導体式ガスセンサーとisoブタンガスを利用したガス拡散係数測定法を考案し、測定法マニュアルを作成した。家畜ふん堆肥や植物油粕等の市販有機質資材、緑肥、作物残さ等の有機物試料計418点を収集し、土壌中での分解性に関する項目のほか、各種有機物化学特性データベースのフレームを構築した。土壌のホスファターゼ活性やリン溶解菌数などで評価した土壌の生物性は、緑肥の鋤込みの場合、緑肥無添加及び牛ふん堆肥添加と比べ高いこと、また、土壌中の窒素無機化量は、緑肥(ヘアリーベッチ)において、緑肥無添加及び牛ふん堆肥添加の場合と比べてより高まることを明らかにした。土壌微生物群集の解析結果から、フザリウム属菌がアスパラガス連作障害ほ場の生物指標として適切であると判断された。今後、現地対策技術が菌密度に及ぼす影響解析を進め、アスパラガス改植時の総合対策マニュアルを策定する。担子菌系酵母Pseudozyma antarcticaの生プラ分解酵素生産能を高めた遺伝子組換え体セルフクローニング株の作出を進め、この株がリアクターで酵素を安定的に生産することを確認し、年度内に特許申請した。
協力分担関係山形農総研
千葉県農林総合研究センター
福島県農林総合センター
栃木県農試
東京農工大学
東北大学
理研
産総研
片倉コープアグリ(株)
JAいわみざわ
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030244549
収録データベース研究課題データベース

研究課題アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat