さつまいも生産における収益向上を目指した育苗体系確立と加工適性の評価

さつまいも生産における収益向上を目指した育苗体系確立と加工適性の評価

県名北海道
研究機関名地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部道南農業試験場
課題種別試験研究課題
研究期間継H27-29
年度2017
概要〇研究の目的: さつまいも生産において、コスト低減など収益向上のための技術的問題点を解決することで、産地形成を促進する。
〇研究内容: 1)北海道におけるさつまいも育苗体系の確立(H27~29年度) 
 2)北海道産さつまいもの加工適性の評価(H27~29年度) 
〇成果概要: 1)採苗時の苗サイズについては、6節苗と8節苗では生育初期の地上部生育ならびに収穫時の上いも数および1いも重にやや差は見られたが、収量および品質に差は見られなかった。採苗後の苗は、15~20℃で湿度を保つことで、10日間貯蔵しても上いも収量2.5t/10a以上および乾物率30%以上を確保できた。
2)苗床への定植時期は4月下旬で、早いほど採苗数が増加した。株あたり採苗数は栽植密度16株/㎡、地上部7節摘心では6節以上の切り苗を9本/株以上採取できた。ウイルスフリー切り苗切り口を水に浸漬し20℃を目安に4~7日保温して発根させた後苗床に定植すると活着不良が抑制され、発根処理無しより定植が遅れるにもかかわらず、採苗数は同等以上となった。
3)以上の結果から北海道におけるさつまいも育苗体系指針を表2に示した。この指針により、現行の購入苗(28円/本)を直接本圃定植する場合と比べ種苗コストを約半分に抑えられると試算された。
4)蒸切干いもでは「ほしこがね」「べにはるか」、ペーストでは「あいこまち」「べにはるか」の食味が優れていた。
5)収穫時期の比較において、遅掘りでは2ヶ月後の腐敗発生が10%以上と慣行掘りより高かった。
6)府県産と比較して道産のさつまいもは、蒸しいもBrixはやや高かった。蒸切干では供試した両品種とも食味は府県産とほぼ同等、ペーストでは府県産より甘さが強く、総合的に優る食味と判断された。
研究分担研究部地域技術グループ
予算区分道単
業績(1)ハウス夏秋どり栽培における単為結果性トマト品種の特性
(2)摘果が単為結果性トマト品種‘パルト’および‘F1-82CR’に与える影響
(3)北海道でのさつまいも苗増殖法
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030244714
収録データベース研究課題データベース

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