大径材の構造利用技術の開発  (1)  素材(丸太)の品質評価方法の提案

大径材の構造利用技術の開発  (1)  素材(丸太)の品質評価方法の提案

県名富山県
研究機関名富山県農林水産総合技術センター
課題種別試験研究課題
研究期間H27~29
年度2017
概要県内のスギ大径材の活用を検討するため、大径化が著しく品質の安定したボカスギを対象として、樹幹内の材質や強度特性に関するデータ指標を作成することを目的としている。今年度は、ボカスギ試験体の曲げ強度(σb)、曲げ比例限度応力(σp)および曲げヤング率(E )について評価検討し、これまでの研究結果と合わせて、次のことが確認された。
1)材質調査では、強度が低い未成熟材部分と強度が高い成熟材部分の境界である未成熟界は、製材の日本農林規格(JAS)で採用されている年輪幅6mm境界と概ね一致した。このことから、製材工場では、未成熟界の判別に輪幅6mm境界を用いることができると考えられる。
2)元玉は高さ方向におけるヤング率のばらつきが大きく、元口付近は全体的に低く、末口付近では2番玉とほぼ変わらない分布を示した。
3)2番玉(樹高4m)以降の材は実用的なヤング率があり、ばらつきも少ないため構造材としての利用が期待できる。また、樹皮側のヤング率が高く、ヤング率をいかした木取りで製材すれば強度的に強い材が得られる。
研究分担木質構造課・木質製品課
予算区分県単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030246676
収録データベース研究課題データベース

研究課題アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat