果樹の品種開発とその普及定着に向けた安定生産技術の確立 2品種に対応した安定生産技術の確立 1)常緑果樹の高品質安定生産技術の確立

果樹の品種開発とその普及定着に向けた安定生産技術の確立 2品種に対応した安定生産技術の確立 1)常緑果樹の高品質安定生産技術の確立

県名香川県
研究機関名香川県農業試験場
課題種別試験研究課題
研究期間完H25~H29
年度2017
概要目的:香川の新しいブランド「さぬき讃フルーツ」を推進するため、オリジナリティ豊かな品種を開発するとともに、消費者に求められる高品質な果実を安定的に生産・供給するための技術や生産者の高齢化や世代交代に対応した低コスト技術、高付加価値技術を開発する。
成果:①ウンシュウミカンでは、県内の極早生9地点、早生16地点、中生1地点、普通10地点において、作柄予測を行った。また、ウンシュウミカン10系統について場内での生育ステージ、果実肥大および時期別果実品質について調査した。いずれの品種とも裏年傾向であったため、果実肥大は大きく推移し、果実品質は降雨の影響を受け、糖度、クエン酸含量ともに平年より低かった。「宮川早生」に対するエチクロゼート乳剤の散布時期の違いが果実品質に及ぼす影響について調査した。その結果、果実肥大期の前半(7月中旬および7月下旬)に散布する方が、後半散布に比べて糖度がやや高くなることが示唆された。「石地」および「青島温州」の隔年結果の軽減を目的とした樹冠上部全摘果を実施し、いずれの品種も慣行摘果に比べて2年間の平均収量は多く、変動幅は小さかった。2年目の果実品質は、慣行摘果に比べて「石地」では糖度が明らかに高く、「青島温州」ではマルチ栽培したものは高かったが、無マルチ栽培では差がなかった。「大津四号」の雨除け越冬栽培において、冬季のかん水量が果実品質に及ぼす影響について調査を行った。その結果、少かん水(60リットル/月)区と多かん水(60リットル/10日)区で果実品質に大きな差はなかった。
②ビワでは、ビワ8品種について、場内での生育ステージや生理障害の発生等について調査した。収穫前の高温乾燥により、果皮障害の発生が多かった。「なつたより」の果皮色と果実品質との関係を調査し、a*値と糖度との間に強い相関があることが明らかになった。調査結果をもとに「なつたより」専用のカラーチャートを作成した。
研究分担府中果樹研究所
予算区分都道府県単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030250507
収録データベース研究課題データベース

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