新たな農業生産方式導入による環境保全効果の評価指標開発

新たな農業生産方式導入による環境保全効果の評価指標開発

課題番号2018030511
研究機関名農業・食品産業技術総合研究機構
研究期間2016-2020
年度2018
研究問題農業生産の効率化と環境保全等の効果が両立する農業技術の開発及び導入便益の見える化
大課題(18)持続的農業に貢献する作物保護・土壌管理及び地域資源利用技術の開発
中課題新たな農業生産方式導入による環境保全効果の評価指標開発
大項目(1) 農業・農村の所得増大等に向けて、生産現場が直面する課題を速やかに解決するための研究開発
中項目(1) 農業・農村の所得増大等に向けて、生産現場が直面する課題を速やかに解決するための研究開発
摘要水田の生物多様性保全効果を調査、評価するための「鳥類に優しい水田がわかる生物多様性の調査・評価マニュアル」を計画より前倒して作成し、公表した。これにより、環境保全型農業を実践している現場においてその効果を客観的に示すことが可能となる。また、農水省の「環境保全型農業直接支払交付金」の地域特認取組のエビデンスベースの申請に利用可能であり、行政部局を含め、広く宣伝をしていく予定である。化学合成農薬の使用量削減による生態リスク低減効果を評価するために必要な流域の水田率算出するツールを開発した。この成果を流域の農薬の暴露濃度の推定及び種の感受性評価と組み合わせへる生態リスク評価システムの開発へと進めて行く。これに関連し、維管束植物の感受性を把握する新規発芽生長試験法を開発し、6種除草剤の毒性データを整備するとともに、菌類毒性試験法を開発し、その有効性を確認した。栄養栄類による環境負荷低減効果の評価指標として窒素フットプリントを計算するソフトウェアの開発を行った。これにより、消費者等を対象とした反応性窒素の環境への排出削減の啓蒙、フードチェーン全体からの負荷削減を目指す。また、農地からの溶脱の低減をはかるため、窒素動態の解析を行うLEACHMモデルの改良を進めた。その中で、微生物バイオマスのC/N比をパラメータに導入したことにより、推定精度が向上した。環境保全型農業技術の導入効果を客観的に示すための総合的評価手法の開発を目指し、水稲作における慣行栽培・特別栽培・有機栽培を事例に比較LCAを行った。また、温州ミカン栽培で用いられているマルドリ方式の栽培法について慣行栽培と比較することで、温暖化ガス排出量の減少に伴う、技術全体の温暖化影響について比較解析した。
協力分担関係3民間企業
(公財)農業・環境・健康研究所
9公設試験機関
森林総合研究所
12大学
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030252585
収録データベース研究課題データベース

研究課題アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat