りんごの安定生産を阻害する病害虫の新防除技術に関する研究

りんごの安定生産を阻害する病害虫の新防除技術に関する研究

県名青森県
研究機関名地方独立行政法人青森県産業技術センターりんご研究所
課題種別試験研究課題
研究期間完H26~30
年度2018
概要目的:りんご生産において病害虫は極めて大きな阻害要因であり、安定生産及び高品質生産の維持するために、病害虫の生態を解明し、防除技術を確立する。
結果:①黒星病の子のう胞子の飛散状況を調査してアップルネットで情報提供した。②平成28年以降、多発が続いているりんごの黒星病は、DMI剤及びQoI剤に対する耐性菌の出現が主な要因であることを遺伝子診断、培地検定、生物検定により明らかにした。このため、耐性菌に対応した、DMI剤及びQoI剤を使用しない病害の防除体系を早急に確立した。特に、平成29年産りんごでは、貯蔵中に黒星病が発病した果実からQoI剤耐性菌が高い割合で認められたことから、平成30年度産の果実における発生を阻止するために平成30年途中からQoI剤を使用しない防除体系に切り替えた。③輪紋病に対して効果的な薬剤をスクリーニングした。また、炭疽病に対しては、キャプタン剤(オーソサイド水和剤80)も使用することで防除できることを確認した。④「展葉1週間後頃」も黒星病の重点防除時期であることを解明した。⑤オオタバコガに対してジアミド剤が有効であることを明らかにし実用化した。
研究分担病虫部
予算区分県単
業績(1)青森県津軽地域におけるヒメオドリコソウのフェノロジー
(2)青森県におけるリンゴ黒星病の重点防除時期の再検討
(3)リンゴ輪紋病の果実感染および枝感染に対する各種殺菌剤の効果
(4)リンゴサビダニに対する各種殺虫剤および殺ダニ剤の影響
(5)ナシヒメシンクイの卵,幼虫および蛹の発育に対する温度の影響
(6)青森県におけるリンゴ黒星病菌の各種SDHI剤に対する感受性評価
(7)青森県のリンゴ園におけるフツウカブリダニの殺虫剤感受性
(8)リンゴ園における各種殺虫剤に対する感受性が低下した土着カブリダニ類の発生消長
(9)青森県南部地域におけるリンゴ黒星病のDMI剤およびQoI剤に対する感受性
(10)設置労力低減を目的とした新規交信撹乱剤のリンゴ害虫に対する効果(口頭発表)
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030253389
収録データベース研究課題データベース

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