水稲の放射性物質吸収抑制のためのカリ適正モデル実証試験

水稲の放射性物質吸収抑制のためのカリ適正モデル実証試験

県名宮城県
研究機関名宮城県古川農業試験場
課題種別試験研究課題
研究期間継H30~32
年度2018
概要目的:農作物への放射性セシウム吸収抑制対策として主にカリの上乗せ施用が実施されているが,農作物検査で放射性セシウムが検出される事例は少なくなっており,通常の施肥管理に戻すことが求められている。そこで,水稲において引き続きカリ増肥が必要となるほ場条件を明らかにする。
 ここでは,平成29年まで調査してきた県南及び県北地域の現地ほ場において交換性カリ含量と玄米中セシウム濃度の関係を調査し,水稲玄米中放射性セシウム濃度を上昇させないための適正な土壌中カリ含量水準を明らかにするための資料とする。
成果:調査ほ場の収穫期の土壌交換性カリ(土壌K2O)は8~31mg/100mgDWであり,その中で土壌K2Oが低いほ場で土壌Csが極端に高くないにもかかわらず玄米Cs濃度が高くなっているほ場がある。一方で,土壌Cs濃度が10倍近く高いほ場であっても,土壌K2Oが十分に存在していると玄米Cs濃度が高まっていなかった。Q/I解析の結果,土壌K2Oの溶脱が懸念される土壌では定期的なカリ資材の必要性が,また,土壌K2Oの溶脱は少ないが利用しにくい土壌では土壌K2Oの水準を高く維持する必要性がそれぞれ示唆された。
研究分担土壌肥料部
予算区分受託
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030253741
収録データベース研究課題データベース

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