チクゴイズミ
チクゴイズミ
|
整理番号 | 3141 | |
---|---|---|---|
種類 | 小麦 | ||
認定番号 | 小麦農林141号 | ||
品種名 | チクゴイズミ | ||
品種名(よみ) | ちくごいずみ | ||
旧系統名 | 西海171号 | 認定年月 | 1994年01月 |
交配親(母×父) | 関東107号×アサカゼコムギ | ||
育成機関(認定時) | 農林水産省九州農業試験場 | ||
育成機関(現在) | (独) 農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター | ||
育成期間 | 昭和60年~平成6年(10年間) | ||
主要特性 | ・出穂期、成熟期は農林61号より5~6日程度早い早生種である。 ・稈長は農林61号より短く“やや短”である。稈の細太は“やや太”。 ・穂発芽性は“難”で農林61号より優れる。 ・収量性は“多”で農林61号に優る。 ・製めん適性は農林61号に比べ、めんの食感がやや優れる。 | ||
生育特性 | ・叢性は“やや直立”、株の開閉は“開”、である。 ・播性程度は“Ⅰ~Ⅱ”で、茎立性は“やや早”である。 ・穂型は紡錘状。ふ色は“淡黄”、芒の有無多少は“やや多”。 ・耐倒伏性は農林61号より優れ“やや強”である。 ・粒色は“赤褐”、粒形は“やや円~中”。粒の大小は“やや大”、千粒重は“やや大”でる。 ・縞萎縮病、ムギ類萎縮病には“強”、うどんこ病には“やや弱”。 | ||
品質特性 | ・粒の見かけの品質は“中の上”で農林61号より優れる。 ・製粉歩留は農林61号と同等で、ミリングスコアはやや高い。 ・粉色は白さがやや低く、粉の色づきがやや高い。蛋白含量、灰分ともに“中”で、アミロース含量は低い。 ・ファリノの特性は農林61号並、エキステンソの特性はやや中力的で、アミロの最高粘度は“大”である。 | ||
栽培適地 | ・温暖地以西の平坦地に適する。 | ||
普及見込み先 | ・福岡県では準奨励品種に採用する予定である。 ニシカゼコムギの一部に替え、また麦作面積の拡大により、県下一円に普及するものと見込まれる。 | ||
品種名の意味 | ・育成地の地名に由来し、筑後平野に泉の湧き出るように広く普及することを願った。 | ||
系統図 | PDFファイル (20KB) | ||
図表 | PDFファイル (29KB) | ||
収録データベース | 農林認定品種データベース |