きたもえ
きたもえ
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整理番号 | 3149 | |
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種類 | 小麦 | ||
認定番号 | 小麦農林149号 | ||
品種名 | きたもえ | ||
品種名(よみ) | きたもえ | ||
旧系統名 | 北見72号 | 認定年月 | 2001年02月 |
交配親(母×父) | 59045(後のホクシン)×北系1354 | ||
育成機関(認定時) | 北海道立北見農業試験場 | ||
育成機関(現在) | 地方独立行政法人北海道立総合研究機構 農業研究本部 北見農業試験場 | ||
育成期間 | 昭和60年~平成12年(16年間) | ||
主要特性 | ・「ホクシン」に比べ出穂期、成熟期とも2日遅い、“やや早”に属する。 ・縞萎縮病に強く、耐倒伏性、耐雪性は「ホクシン」並に強い。 ・穂発芽性は「ホクシン」より強く“やや難”。 ・収量性は「ホクシン」並み。 ・製粉時の粉の赤みがかなり少なく、「ホクシン」より優れる。 | ||
生育特性 | ・叢生は“直立”、株は閉じている。播性程度は“Ⅵ”で「ホクシン」と同程度。 ・稈長は「ホクシン」と同程度の“やや短”、稈の細太は“中”。 ・耐倒伏性、耐寒性は「ホクシン」と同程度の“強”、耐雪性は「ホクシン」と同等で「チホクコムギ」より強い“やや強”である。 ・縞萎縮病抵抗性は「ホクシン」より強く“やや強”、赤さび病抵抗性は“やや弱”、うどんこ病抵抗性は“やや強”でいずれも「ホクシン」並みである。 ・穂発芽性は「ホクシン」より強く“やや難”、収量性は「ホクシン」並の“やや多”である。 | ||
品質特性 | ・粒色は“黄褐色”、黒目粒は少ない。粒大は“やや大”、千粒重は“やや大”で容積重は「ホクシン」並みである。 ・粒の外観品質は「ホクシン」、「チホクコムギ」と同等である。 ・製粉歩留は“中”、ミリングスコアは“やや高”でいずれも「ホクシン」並みである。 ・粉の赤みが“かなり低”で「ホクシン」より優れる。粒質は“粉状質”、蛋白含量は“少”である。 ・ブラベンダー特性は「ホクシン」並かやや弱い。 ・製めん適性は「ホクシン」と比較して色は優れるが粘弾性はやや劣る。 | ||
栽培適地 | 北海道のコムギ縞萎縮病発生地帯 | ||
品種名の意味 | 縞萎縮病に強く、融雪後青々と育つ様子を表現した。 | ||
系統図 | PDFファイル (16KB) | ||
図表 | PDFファイル (30KB) | ||
収録データベース | 農林認定品種データベース |