ワセシロ

ワセシロ

整理番号9020
種類ばれいしょ
認定番号ばれいしょ農林20号
品種名ワセシロ
品種名(よみ)わせしろ
旧系統名根育11号
認定年月1974年07月
交配親(母×父)根系7号×北海39号
育成機関(認定時)北海道立根釧農業試験場
育成機関(現在)地方独立行政法人北海道立総合研究機構 農業研究本部 根釧農業試験場
育成期間昭和37年~昭和49年(13年間)
主要特性・早生で早期肥大性に優れ、早期収穫にも適する良質なばれいしょ品種である。
・多収性で大粒だが中心空洞や裂開はほとんど見られず、澱粉価が高く良品質である。
・水煮、油加工のいずれも適性は良好で製品歩留りが高く、フライ、チップなどに好適である。
生育特性・茎長は低い方に属するが「男爵いも」より高い。草型は“やや開”く。茎数、分枝は少ない。萌芽時の葉色は“濃緑”であるが、生育が進むと“淡緑”となる。小葉は大きい。花色は“紫”。茎翼は“やや波”、茎の着色は「紅丸」より濃い。
・茎葉の枯凋は「男爵いも」より数日遅れ、塊茎の肥大では早い“早生種”である。
・塊茎の着生並びにその後の肥大は早く、早生種としてはごく多収である。早掘りでは密植により増収するが、施肥量や栽培密度の影響は受けづらい方である。
・塊茎の分布は“中”で、ふく枝の離れは良い。塊根の二次生長は“中”で、土中で新いもから萌芽する型のものはごく少ない。
・疫病抵抗性遺伝子R1を保有するため、疫病の初発生は「男爵いも」より数日遅れるが、ほぼ同程度の罹病経過を示す。ウイルス病では、Yウイルス病の発生が少なく、罹病によりストリーク症状を示す。夏疫病、菌核病、粉状そうか病には“中~やや弱”。乾腐病には弱い。
・休眠は「農林1号」よりやや長い。
品質特性・塊茎の形は“扁卵”で皮色は“淡黄白”。目の深さは“中”で「農林1号」程度である。いも肌、外見がよく、大粒の割合が多い。中心空洞や裂開はほとんど見られない。
・澱粉価は「男爵いも」より約1%高く、15%前後である。
・水煮では「男爵いも」より煮上がりが早く、肉の黒変が少ない。舌ざわりが良く、甘味は同等ないしやや良い。収穫時は“やや粉質”だが、次第に粘質を増す。
・シューストリングなどの油加工適性は早掘期から良好で、フライおよびチップは早掘りで明らかに優れ、普通掘りでは「男爵いも」と同等ないしやや良い。
・大粒で澱粉価が高いことから、諸調理加工を通じて製品歩留りが高い。
栽培適地北海道全域
普及見込み先奨励品種に採用:青森県(昭和54年)、岩手県(昭和56年)
系統図PDFファイル (25KB)
図表PDFファイル (22KB)
収録データベース農林認定品種データベース

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