トヨシロ

トヨシロ

整理番号9021
種類ばれいしょ
認定番号ばれいしょ農林21号
品種名トヨシロ
品種名(よみ)とよしろ
旧系統名北海48号
認定年月1976年05月
交配親(母×父)北海19号×エニワ
育成機関(認定時)北海道農業試験場
育成機関(現在)(独) 農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター
育成期間昭和35年~昭和51年(17年間)
主要特性・中早生種で多収、多肥による増収効果も大きい大粒のばれいしょ品種である。
・粉状そうか病抵抗性は「農林1号」より強いが、シストセンチュウには感受性である。
・還元糖含量が少なく油加工に適する。食味は水煮、フライともに良好である。
生育特性・茎長は「農林1号」より低く、「男爵いも」より高い。叢生は“やや開張”。萌芽時の葉色は“濃緑”で、生育が進むと“緑”になる。小葉の大きさは“中”で、幅がやや狭く“淡緑”色、着葉は“やや疎”である。
・花は“白色”で花粉稔性は低く、自然結果はほとんどみられない。塊茎の着生密度、ストロンの長さとも“中位”である。
・萌芽及び初期生育は斉一である。茎葉黄変期は「男爵いも」より10日遅く、「農林1号」より約20日早い“中早生種”である。
・疫病抵抗性遺伝子型は“R1”で、疫病圃場抵抗性はない。葉巻病の発生は一般品種並で、病微は明瞭である。Yウイルスの感染によりエソ型病斑を生ずる。塊茎腐敗及び軟腐病抵抗性は「農林1号」並。粉状そうか病抵抗性は“中”で「農林1号」より強い。シストセンチュウ抵抗性は有しない。
・収量は「農林1号」とほぼ同程度。肥料反応性は高く、多肥による増収効果は大きい。地下茎の地中分布は比較的浅く、ストロンの離れが良く、収穫作業は容易である。
・休眠は「男爵いも」より長い。
品質特性・塊茎は“扁卵形”、皮色は“淡黄”で弱いネットがかかる。目は浅く、1個重は“大”で粒揃いは良い。肉色は“白”。
・澱粉価は16~17%、いもの褐色心腐はないが、300g以上の大いもでは中心空洞の発生がみられる。
・年次によりいも数あるいは1個重の変動が大きい傾向がある。
・水煮による肉質は“やや粉質”で、煮崩れは“中位”、貯蔵後においても調理後黒変は少ない。
・還元糖含量は低く、低温貯蔵による増加程度も低い。また、低温貯蔵後の加温処理効果が高く、還元糖含量の減少が速やかである。このため油加工に伴なう褐変の防止が容易である。
・食味は水煮、フライともに良好で、加工食品原料を主とした食用に適する。
栽培適地関東以北全域
普及見込み先奨励品種に採用予定:北海道、福島県
品種名の意味豊産性、収益性を意味する「トヨ」に、肉色の「シロ」を綴り合わせた。
系統図PDFファイル (23KB)
図表PDFファイル (22KB)
収録データベース農林認定品種データベース

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