トヨアカリ

トヨアカリ

整理番号9027
種類ばれいしょ
認定番号ばれいしょ農林27号
品種名トヨアカリ
品種名(よみ)とよあかり
旧系統名北海67号
認定年月1986年06月
交配親(母×父)ツニカ×WB61037-4
育成機関(認定時)北海道農業試験場
育成機関(現在)(独) 農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター
育成期間昭和49年~昭和61年(13年間)
主要特性・国内育成品種としては初めてのジャガイモシストセンチュウ抵抗性品種である。疫病及び粉状そうか病にも強い。
・晩生種で塊茎の肥大が遅いため、早期収穫には適さない。
・でん粉価が高いため、上いも収量の割にでん粉収量が多い。
生育特性・草型は“やや直立”で、茎長は「紅丸」「農林1号」より長い。茎色は“緑”に赤紫色の斑点がある。花は“赤紫色”で「紅丸」「農林1号」より大きく、花数、花粉量ともに多い。自然結果も多い。
・塊茎の形成がやや遅く、肥大が遅いが、でん粉価は肥大初期から高い。茎葉枯凋期は「紅丸」「農林1号」並の“晩生種”である。
・塊茎の着生は“やや疎”、ストロンの長さは“中”である。
・ジャガイモシストセンチュウ抵抗性遺伝子H1を有する。根に侵入した雌線虫は生長できず、シストが形成されないため、土壌中の線虫密度が低下する。
・疫病抵抗性遺伝子型はR1を持ち、圃場抵抗性もやや強く病勢の進展が遅い。塊茎腐敗抵抗性は「農林1号」並の“中”、軟腐病には“やや弱”、青枯病には“弱”、ウイルス病抵抗性は持たない。粉状そうか病抵抗性は“強”である。
・塊茎の中心空洞はみられず、褐色心腐、二次生長は「農林1号」並で「紅丸」より少ない。
・休眠期間は「紅丸」「農林1号」並の“やや短”である。
・上いも収量は「紅丸」「農林1号」に劣るが、でん粉価が高く、でん粉収量は「紅丸」「農林1号」より多い。
品質特性・いもは“扁球形”、皮色は“黄褐”で目の部分に赤紫色の着色がある。目の深さ、数ともに“中”である。
・肉色は“淡黄”、肉質は“やや粘質”である。
・でん粉粒子の大きさは「紅丸」と「農林1号」の中間で“中”程度であるが、でん粉の最高粘度は両品種より高く、灰分、とくにリン酸含量が多い。
栽培適地北海道のでん粉原料用ばれいしょ栽培地域、特にジャガイモシストセンチュウの発生地帯
普及見込み先奨励品種に採用:北海道(昭和61年)
品種名の意味「トヨ」は豊産性、「アカリ」は線虫被害から守る希望を表す。
系統図PDFファイル (76KB)
図表PDFファイル (91KB)
収録データベース農林認定品種データベース

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