ツニカ

ツニカ

整理番号9903
種類ばれいしょ
認定番号ばれいしょ導入3号
品種名ツニカ
品種名(よみ)つにか
旧系統名Tunika
認定年月1978年06月
交配親(母×父)Lu56・186/21N×Lu51・183/2
育成機関(認定時)北海道農業試験場
育成機関(現在)(独) 農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター
育成期間昭和42年~昭和53年(12年間)
主要特性・ジャガイモシストセンチュウ寄生型Aに抵抗性で、幼虫の侵入後のシストの形成数が極めて少なく、土壌中の線虫密度低下させる特徴を持つ中晩生の品種である。
・疫病抵抗性主働遺伝子を持たず、発生、発病後の経過はいずれも「農林1号」に類似する。
・澱粉価が高く、澱粉収量は「農林1号」並。小粒で揃いは良く、食味は良好である。
生育特性・茎長は「農林1号」「紅丸」より高く、分枝は“中”、叢生は“やや開張”、茎色は“緑”。萌芽時の葉は“濃緑色”で生育が進むと“緑色”になる。小葉の大きさは“中”で、生育後半に黄色味を帯びる。花色は“白”で花数、花粉量ともに多く、花粉稔性が高い。自然結果が極めて多い。
・塊茎の着生は“やや密”、ストロンの長さは“中”で、塊茎のストロン離れはやや悪い。
・萌芽及び初期生育は斉一で「農林1号」並である。茎葉黄変期は「農林1号」「紅丸」並で、“中晩生”に属する。
・近縁種S. andigenaに由来する抵抗性遺伝子H1をもち、ジャガイモシストセンチュウ寄生型Aに抵抗性である。ジャガイモシストセンチュウ幼虫の侵入はみられ、3~4令まで発育するが、シストの形成数が極めて少ないので、本品種栽培後の土壌中の線虫密度は植付前の20~30%に低下する。線虫密度の高い圃場では本品種も線虫の寄生によって減収するが、「紅丸」に比べると、上いも収量、澱粉収量とも多収となる。
・疫病抵抗性主働遺伝子を持たないので、疫病の初発生、発病後の経過ともに「農林1号」に類似する。疫病菌による塊茎腐敗にたいしては「農林1号」とほぼ同程度の抵抗性を持つ。
・Yウイルスの感染によりストリーク病斑を葉に生じるが、「農林1号」より病斑は小さい。
・いも収量は農林1号の95%程度。
・休眠はやや長いが「エニワ」より短い。
品質特性・塊茎は“球~扁球形”、皮色は“黄褐”でネットが多い。肉色は“黄”。目はやや深いが尻は浅い。1個重は“やや小”、粒揃いが良い。
・塊茎の中心空洞は見られないが、褐色心腐は年により稀に発生する。
・澱粉価は19~20%で「農林1号」より1~2%高い。澱粉収量は「農林1号」並で、「紅丸」よりやや低い。澱粉粒子は大粒のものが多く、澱粉の最高粘度が高い。
・食味は良好である。
栽培適地北海道央のジャガイモシストセンチュウ発生地帯
普及見込み先奨励品種に採用:北海道(昭和53年現在)
品種名の意味原名を片仮名で表した。
図表PDFファイル (22KB)
系統図PDFファイル (43KB)
収録データベース農林認定品種データベース

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