千歯扱き

千歯扱き

資料番号1211
資料名千歯扱き
資料名(よみ)せんばこき
大分類脱穀調製用機具
中小分類千歯・-
使用年代明治~大正
収集地奈良県天理市
解説文稲、麦の脱穀、また大豆の脱粒にも使われ、明治時代から昭和10年頃まで使用されたが、足踏脱穀機に続く動力脱穀機の普及により使用されなくなった。歯を差し換えることで歯の間隔を変えて、稲用と麦用に使い分けたり、間隔を粗くして藁(わら)のはかま取りに利用したりした。歯部は竹製と鉄製があるが、ほとんどは鉄製であり、通常平面とするが湾曲させて凹面とし、扱き易くしたものもある。地域により呼び名はさまざまで、かなこぎ、金ごき、千歯扱き(せんばこき)、千こき、こまばし、はし等がある。現在は試験場等で、動力脱穀機の扱(こぎ)歯の打撃作用による胚部の損傷を避けるため、採取用に使われている。
本器は、稲用である。扱き歯に平歯を用い、歯の間隔が狭い。歯数19本、歯長23.5cm、歯部の全幅31.5cm、重さ6kgの器具で、明治28年9月の記録があり、古い時代の製品と思われる。大正時代末期からの足踏脱穀機の導入により、次第に使用されなくなった。
サイズ幅:31.5cm
高さ:23.5cm
重さ6kg
収録データベース農機具データベース

農機具アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat