島田蔟

島田蔟

資料番号2351
資料名島田蔟
資料名(よみ)しまだぞく
大分類養蚕関係機具等
中小分類上蔟営繭用機具・蔟
使用年代明治~大正~昭和初期
収集地群馬県妙義町
解説文蔟(ぞく)は熟蚕(じゅくさん)を収容して営繭(えいけん:蚕が繭を作ること)させる器具で、蚕にとって営繭するのに適当な場所であり、繭(まゆ)の品質を損なわず、かつ、取り扱いが便利であることが要求される。蔟には、粗朶(そだ:切り取った木の枝)、竹の小枝、折り曲げ藁(わら)など営繭空間の不均一なもの、藁、萱(かや)、細割竹、紙などで作った営繭空間が適良な波形蔟、厚紙や細割板で作った蜂の巣状の区画蔟などがある。更に、第二次大戦後は発泡スチロール製の区画蔟も発明された。
本資料は折わら蔟で、婦人の髪形「島田髷(まげ)」に似ていることからこの名がついた。この蔟はわらを12~25cmの長さに折り曲げたもので、作りやすく、容積も小さく貯蔵に便利であったので広く使用された。営繭空間が少なく、倒れやすいこと、繭質が不良になりやすいなどの欠点もあったが、簡便で価格が安いことなどから、明治時代から昭和前期まで使用された。
サイズ幅:12-25cm
収録データベース農機具データベース

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