木曽馬の近交係数について
- レコードナンバー
- 322139
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ00013929
- NACSIS書誌ID
- AN00121352
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 辻井 弘忠 ; 吉田 元一
- 誌名
- 信州大学農学部紀要
- 別誌名
- Journal of the Faculty of Agriculture, Shinshu University
- 発行元
- 信州大学農学部
- 巻号ページ
- 21巻・2号,p.103-110(1984-12)
- ISSN
- 05830621
- 全文表示
- PDF(430KB)
- 抄録
- 木曾馬は,戦後外部からの移入を完全に閉じた閉鎖繁殖集団を形成し,体型を昔の形に戻そうとする努力と,母集団が小さいことも手伝って近親交配がかなり行われている。本調査は,1969年から1984年までの登録簿からの各馬の3代前の先祖が明らかな牡5頭,牝26頭と,一部先祖が不明な牡4頭牝43頭についてWrightの式によって各近交係数を算出した。その結果,先祖が明らかなものにおける平均近交係数は木曾馬種牡で0.156,木曽系種牝で0.070と木曾馬種で特に近交係数が高まっていた。一部先祖が不明なものにおける平均近交係数は木曾馬種牝で0.030,木曽系種牝で0.032であった。登録馬全体の平均近交係数は0.066,現存する馬全体の平均近交係数は0.081,また,牡馬の平均近交係数0.095,牝馬の平均近交係数0.060といずれも近交係数が高まっているのが判明した。産年次別に平均近交係数をみると,ほぼ一直線に増加していた。今後,これらの結果を参考にして近交係数の高い馬同士の交配を避けなければならない。
- 引用文献数
- 12
- 登録日
- 2011年3月5日
- 収録データベース
- AGROLib ; JASI