気候温暖化が落葉果樹の休眠、開花現象に及ぼす影響
- レコードナンバー
- 751006
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ20004168
- NACSIS書誌ID
- AA11608561
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 本條 均
- 誌名
- 園芸学研究
- 別誌名
- Horticultural research (Japan)
- 発行元
- 園芸学会
- 巻号ページ
- 6巻・1号,p.1-5(2007-01)
- ISSN
- 13472658
- 全文表示
- PDF(3051KB)
- 抄録
- このまま温室効果ガス濃度の上昇が続けば、21世紀末に年平均気温で約1.4〜5.8℃の温暖化が起こると予測されている。気候温暖化による果樹栽培への影響は、年平均気温と冬季の最低極温の変化予測から判断して栽培適地が北進し、逆に南部では夏季高温化の影響で品質不良が発生しやすく経済栽培が困難になると推測される。さらに、秋冬期の高温化がおこると落葉果樹の自発休眠覚醒に必要な低温に十分な時間遭遇しないことが予想され、その場合休眠が正常に終了せず、発芽や開花の不揃いや生育異常、開花期間の長期化などが顕在化するであろう。ここでは、想定される温暖化気候により落葉果樹の休眠と開花にどのような影響が生じるかを論議するため、ニホンナシを対象に温暖化時に休眠や開花現象はどのような影響を受けるかとともに、ある地点を対象に気温上昇時のニホンナシの開花に対する影響予測を行い、同時に現在のニホンナシ産地で開花日は実際にどのような変動を示し、果実生産にどのような影響が現れているのかを比較検討する。最後に将来の温暖化気候時における落葉果樹栽培への影響を緩和する試験・研究の一端を紹介したい。
- 引用文献数
- 30
- 登録日
- 2011年1月27日
- 収録データベース
- JASI ; AGROLib