黒毛和種牛へのイベルメクチン製剤投与による駆虫効果とその生産性への影響
- レコードナンバー
- 780354
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ20008733
- NACSIS書誌ID
- AA11807069
- 著者名
- 高橋 史昭 ; 一條 俊浩 ; 高橋 千賀子 ; 渡邊 昭夫 ; 沼津 敬治 ; 中村 行雄 ; 上田 一之 ; 足立 吉數
- 誌名
- 家畜衛生学雑誌
- 別誌名
- Japanese journal of animal hygiene
- 発行元
- 日本家畜衛生学会
- 巻号ページ
- 34巻・4号,p.157-163(2009-02)
- ISSN
- 13476602
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- PDF(446KB)
- 抄録
- 黒毛和種牛繁殖農家2戸において、イベルメクチン製剤(アイボメックトピカル(R);IVMT)を用いた駆虫プログラムを実施した。駆虫プログラムは、(1)先ず、牛群全頭にIVMTの推奨量を一斉投与してから一定期間経過後、(2)母牛には分娩1ヵ月前に1回、(3)育成子牛には生後1ヵ月齢と6ヵ月齢の2回投与とした。駆虫プログラム実施後は、1)2戸の農家ともに、乳頭糞線虫の汚染が大幅に改善し、他の蠕虫卵も糞便検査で検出されず、コクシジウムの汚染のみが観察された。2)また、駆虫プログラム実施後、子牛の消化器疾患の罹患数および平均診療回数の減少が確認された。3)生産性については、母牛では空胎日数の短縮および2産目までの人工授精回数の減少傾向が観察された。また、子牛では3ヵ月齢の子牛の体高が標準値を上回り、素牛出荷時における体重の増加傾向が観察された。4)子牛の血清アルブミン値は150-249日齢において対照群より有意に高値を示した(P<0.05)。これらの結果から本駆虫プログラムの実施により消化管内線虫がコントロールされ母牛および子牛の生産性が向上することが示唆された。
- 引用文献数
- 16
- 登録日
- 2011年3月5日
- 収録データベース
- JASI ; AGROLib