施設栽培における適環境条件の生理的研究(2)

レコードナンバー
110267
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00016679
NACSIS書誌ID
AN00142421
論文サブタイトル
日中の光条件が果菜類の温度管理に及ぼす影響
本文言語
ja
著者名
土岐 知久
誌名
千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station ; Bull. Chiba Agric. Exp. Stn. ; 千葉農試研報
発行元
千葉県農業試験場
巻号ページ
16号,p.31-42(1975-03)
ISSN
05776880
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抄録
1)施設栽培における果菜類の栽培適温を究明するに当って,光や温度が作物の内的要因に及ぼす影響など生理面から解析しようとした。2)キュウリでは夜温10℃以下で転流機能は低下し,葉内にデンプンが過剰に蓄積し,翌日の光合成速度を低下させて生育が悪くなる原因となった。しかしトマトでは5℃でもデンプンの過剰蓄積はおこらず,生育もとくに異常は認められなかった。3)両者の温度反応の差はトマトは主に昼間,キュウリは主に夜間転流するという,転流の時間帯の違いからくるものであった。4)その日の天候に合せた夜温管理を翌日の光合成速度から求めた。晴天時の夜温は相対的に高めに,曇天時は低めに管理する必要があること,キュウリの場合,晴天時は最低を10℃以下に,曇天時は7℃以下にしてはならないことが明らかになった。5)連続天候下の温度管理を純同化の手法を用いて求めた。キュウリの昼温は晴天時,曇天時それぞれ25~30℃,15℃であり,トマトは同様に25℃,20℃であった。キュウリの夜温は晴天時,曇天時それぞれ13℃,10℃でトマトは同様に5~7℃,10℃であった。6)これらの結果を栽培によって実証したところ,ほぼ同様の結果が得られた。
引用文献数
18
登録日
2011年3月5日
収録データベース
JASI ; AGROLib