リアルタイムPCRによる白色腐朽菌ウスヒラタケ菌糸体の定量
- レコードナンバー
- 780517
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ00010758
- NACSIS書誌ID
- AN10164318
- 本文言語
- en
- 著者名
- 山口 宗義 ; 中村 雅哉 ; 高野 麻理子 ; 関谷 敦
- 誌名
- 森林総合研究所研究報告
- 別誌名
- Bulletin of the Forestry and Forest Products Research Institute
- 発行元
- 森林総合研究所
- 巻号ページ
- 8巻・2号,p.133-141(2009-06)
- ISSN
- 09164405
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- PDF(1869KB)
- 抄録
- 汚染物質分解菌による汚染土壌の微生物環境修復にとって、環境中での分解菌の個体数動態の把握は重要である。我々はダイオキシンを分解する白色腐朽菌Pleurotus pulmonarius(ウスヒラタケ)菌糸体の土壌中での特異的定量法を開発した。ウスヒラタケのマンガンペルオキシダーゼの遺伝子配列を対象として特異的プライマーを開発し、リアルタイム定量PCR法により、ウスヒラタケのDNA量を定量可能にした。土壌中のウスヒラタケ菌糸体量と土壌から抽出されたDNA量との間に高い直線の相関が認められたことから、DNA量を基に菌体量を10μg菌糸体/g土壌の検出精度で定量することができた。本定量法を用いて汚染土壌を固体培地とするウスヒラタケの培養での菌糸体量経時変化を1ヶ月以上にわたり観察したところ、当初2週間緩やかな増殖が続いた後、菌糸体量は減衰を始めた。その後、固体培地に栄養源を添加したところ再度増殖を観察した。この定量法は、土壌や自然環境下での担子菌の増殖の程度を培地あたりの菌糸体量で把握する場合に利用できる。
- 引用文献数
- 21
- 登録日
- 2011年7月26日
- 収録データベース
- AGROLib ; JASI