VAD療法を実施した多発性骨髄腫の若齢犬の1例

レコードナンバー
800281
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00014801
NACSIS書誌ID
AN00191857
本文言語
ja
著者名
田中 利幸 ; 秋吉 秀保 ; 嶋崎 等 ; 青木 美香 ; 大橋 文人
誌名
日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元
日本獸医師会
巻号ページ
63巻・10号,p.797-801(2010-10)
ISSN
04466454
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PDF(436KB)
DOI
https://doi.org/10.12935/jvma.63.797
抄録
未去勢雄、1歳9カ月齢のアメリカンコッカースパニエルが元気食欲低下、後肢のふらつきを主訴に来院した。血液生化学検査ではALT、TP、Glb、Caの上昇、血球検査では軽度貧血、白血球数の低下が認められた。また、蛋白電気泳動では単クローン性高γグロブリン血症が認められた。CT、MRI検査ならびに骨髄生検の結果より、多発性骨髄腫による骨融解とそれに伴う脊髄の硬膜外圧迫性病変と診断した。本症例はシクロホスファミド、メルファランおよびプレドニゾロン(MP療法)の投与でも高蛋白血症、高Ca血症、貧血の改善は認められなかったが、人医療で用いられているビンクリスチン、ドキソルビシンおよびデキサメタゾンの投与(VAD療法)で早期に寛解が得られ、QOLは著しく向上した。しかし、第103病日、四肢麻痺、呼吸困難を呈し斃死した。
引用文献数
12
登録日
2011年7月26日
収録データベース
JASI ; AGROLib