ナンテス由来のミニニンジン品種‘アムス’の特性解明

レコードナンバー
910246
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20004168
NACSIS書誌ID
AA11608561
論文タイトル(英)
Examination of the characteristics of small-sized carrot cv. amusu derived from nantes line
本文言語
ja
著者名
八木 明香 ; 細田 絢子 ; 柘植 一希 ; 松永 邦則 ; 元木 悟
誌名
園芸学研究
別誌名
Horticultural research (Japan)
発行元
園芸学会
巻号ページ
16巻・1号,p.61-69(2017-01)
ISSN
13472658
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PDF(1146KB)
DOI
https://doi.org/10.2503/hrj.16.61
抄録
近年,少人数の家庭でも「無駄なく使える」ミニ野菜の需要が増えていることから,本研究ではミニニンジン(以下,ミニ)に着目した。ミニは需要の拡大が期待できるものの,五寸ニンジン(以下,五寸)を適期よりも早い生育段階で収穫する「間引きニンジン(以下,五寸(間引き))」や加工ニンジンなどと混同されやすい。そこで本研究では,ミニと五寸のそれぞれの収穫適期において,形態および品質を比較することにより,ミニと五寸(間引き)を区別するためのミニの品種特性を検討した。さらに,最適な栽植密度を検討するため,形態および収量を調査した。その結果,五寸(間引き)の地下部は,栽植密度が低いと大きくなったが,ミニの地下部は,栽植密度の影響を受けなかった。根の形状は,五寸(間引き)が円錐形であり,ミニは円筒形で根の太さが均一であった。根の硬さは,ミニが五寸(間引き)に比べて軟らかかった。根の硬さと根径には高い正の相関関係が認められたことから,ミニは硬さにばらつきが少なく,生食に向くと考えられた。栽植密度を密植(条間10cm)と条間20cmで比較したところ,ミニ(適期),ミニ(過熟)ともに,総収量,良品収量および良品率に有意差は認められなかった。しかし,地下部重は,密植(条間10cm)が条間20cmに比べて小さく,ミニの出荷規格(20~30g)のものが多かったことから,ミニは密植栽培が有効であると考えられた。
引用文献数
38
登録日
2017年4月28日
収録データベース
JASI ; AGROLib