膵炎に関連したと推測される脾膿瘍の犬の1例

レコードナンバー
910497
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00014801
NACSIS書誌ID
AN00191857
論文タイトル(英)
Splenic abscess suspected of relation with pancreatitis in a dog
本文言語
ja
著者名
三重 慧一郎 ; 秋吉 秀保 ; 平田 翔吾 ; 島田 大 ; 井澤 武史 ; 田中 利幸 ; 林 聡恵 ; 大橋 文人
誌名
日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元
日本獸医師会
巻号ページ
70巻・2号,p.114-119(2017-02)
ISSN
04466454
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PDF(1346KB)
抄録
12歳3カ月,雄,体重5.2kgのミニチュア・ダックスフンドが肝臓の腫瘤を主訴に来院した。症例は膵炎の既往歴を有していた。初診時,症例は元気消失を呈していた。血液学的検査では白血球数の増加と血小板数の減少を認め,血液生化学的検査ではC反応性タンパク質(CRP)濃度の上昇を認めた。血液凝固系検査では特記すべき所見を認めなかった。超音波検査では,モザイク状に低エコー源性を示す2つの脾臓腫瘤及び肝臓実質と同程度のエコー源性を示す肝臓腫瘤を認めた。第2病日に脾臓の全摘出及び肝臓腫瘤の切除を実施した。脾臓の2つの腫瘤は膿瘍であり,膿汁の細菌培養により大腸菌が検出された。肝臓腫瘤は病理組織学的に結節性過形成と診断された。本症例では,膵炎が基礎疾患として脾膿瘍形成の一因となったと推測された。
引用文献数
12
登録日
2017年5月17日
収録データベース
JASI ; AGROLib