ツヤアオカメムシの発育零点と有効積算温度,ならびに佐賀県における世代経過の推定

レコードナンバー
920221
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00014779
NACSIS書誌ID
AN00055757
論文タイトル(英)
Estimation of the lower developmental threshold temperature, the effective accumulative temperature and the annual generation number of Glaucias subpunctatus walker (Hemiptera: Pentatomidae) in Saga Prefecture
本文言語
ja
著者名
綱島 彩香 ; 本田 知大 ; 小沢 有輝 ; 口木 文孝 ; 糸山 享
誌名
九州病害虫研究会報
別誌名
Proceeding of the Association for Plant Protection of Kyushu
発行元
九州病害虫研究会
巻号ページ
63巻,p.102-107(2017-11)
ISSN
03856410
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PDF(972KB)
DOI
https://doi.org/10.4241/kyubyochu.63.102
抄録
ツヤアオカメムシは主要な果樹カメムシ類の1種であるが,その生活史には不明な点が多い。本研究では,佐賀県における年間の世代経過を推定するため,温度別の発育期間と野外採集個体の卵巣発育段階を調査した。3つの温度条件下で発育ステージ別の平均発育期間を調査し,飼育温度と発達速度の回帰直線から発育零点および有効積算温度を算出した。雌においては,卵から羽化までの期間ではそれぞれ14.0℃および363.2日度であった。2012年および2013年に予察灯に誘殺された個体と植物上から採集した個体について,卵巣の発達段階を調査したところ,野外では繁殖可能な雌成虫が6月中旬頃から現れ,2012年には最大2世代,2013年には最大3世代を経過できると推察された。鹿児島県においても年別の発生世代数の違いに関する報告があり,本種の世代経過には変動幅があると考えられた。発生予察の精度を高めるためには,本種の世代経過を決定する様々な要因の解析が必要であろう。
引用文献数
20
登録日
2018年3月12日
収録データベース
JASI ; AGROLib