黒毛和種雌牛における卵胞刺激ホルモン皮下1回投与による過剰排卵誘起法(1)

レコードナンバー
740464
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20005895
NACSIS書誌ID
AN10485504
論文サブタイトル
水酸化アルミニウムゲル吸着卵胞刺激ホルモン投与牛における血漿中卵胞刺激ホルモン濃度の推移および過剰排卵誘起効果
本文言語
ja
著者名
磯崎 良寛 ; 稲田 淳 ; 浅田 研一 ; 古賀 鉄也 ; 木村 康二 ; 角川 博哉 ; 平子 誠
誌名
福岡県農業総合試験場研究報告
別誌名
福岡農総試研報 ; Bull. Fukuoka Agric. Res. Cent
発行元
福岡県農業総合試験場
巻号ページ
26号,p.61-64(2007-03)
ISSN
13414593
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PDF(435KB)
抄録
現行の牛過剰排卵誘起(SOV)においては、豚由来卵胞刺激ホルモン(FSH-P)を数日間にわたり多回投与する必要があり、作業者や牛の負担が大きい。そこで、高分子吸着・徐放能を有する水酸化アルミニウムゲル(AG)に吸着させたFSH-P1回投与(ワンショット)によるSOV効果について検討した。30AU(アーマー単位)のFSH-PをAGに吸着(最終アルミニウム濃度:1.3mg/ml)させた後に黒毛和種雌牛の皮下に投与し、その2日後にプロスタグランジンF2α類縁体製剤を投与することによりワンショットSOVを実施した。血漿中FSH-P濃度の推移および胚採取成績について、20AUのFSH-Pを3日間朝夕漸減投与した群と比較した。FSH-Pをワンショットすることにより、漸減投与の場合と同様に72時間以上血漿中FSH-P濃度が高値を持続し、複数の卵胞が発育した。ワンショットおよび漸減投与によりSOVを実施した場合の胚採取総数は、12.0および8.2個/頭とワンショットの方が有意(P<0.05)に多く、正常胚採取数については、7.8および5.8個/頭とワンショットの方が多い傾向にあった。本研究の結果より、FSH-PをAGに吸着させて牛皮下に1回投与することにより、3日間朝夕漸減投与と同等の過剰排卵誘起効果が得られることが明らかとなった。
引用文献数
8
登録日
2011年1月28日
収録データベース
JASI ; AGROLib